深呼吸のリズムで踊る、大人のためのバレエのススメ|番外編2:医師の言葉がくれた“希望の物語”

深呼吸のリズムで踊る、大人のためのバレエのススメ|番外編2:医師の言葉がくれた“希望の物語”

April 14, 2026

「骨密度は回復しますか?」医師の言葉がくれた希望

骨密度の検査を受けたとき、
わたしにはひとつ気がかりな懸念がありました。

「骨密度って、回復するものですか?」

というのも、以前眼科で
「白目が日焼けしてますね。UV対策をしてくださいね」
と言われたことがあります。

そのときに
「白目の日焼けは治りますか?」
と恐る恐る聞いたら、

「治りません」

と、あまりにもあっさり言われて
“えっ……!!” と衝撃を受けた経験があったからです。

だから、骨も同じなのかなと思っていました。

ところが整形外科の先生は、
あっけらかんとした声で、

「回復しますよ〜。」

あまりにも軽い返答に、逆に拍子抜けしてしまったほど。

でもその一言で、
胸の奥につかえていた不安がふわっと消えたのを覚えています。

「悪化を防ぐ」ではなく、
「良くしていける」 という未来が開けた瞬間でした。

そこから、わたしの中に小さなスイッチが入りました。

次の検査では、
“通信簿の成績を上げる”みたいにワクワクしながら臨みたい。
そんな気持ちが戻ってきたのです。


■ 骨密度は、案外 “身近に回復できる項目”

骨密度って、多くの人にとって遠い存在のように思えて、
実はとても身近な検査です。

病院で
「骨密度を測りたいです」
と伝えるだけで、レントゲンを撮ってその場で測定してくれる。

時間もかからないし、痛くもない。
それなのに、自分の今の状態がはっきりと見える。

わたし自身、
「もっと早く知っていればよかった」と思ったほど。

ここまで読んだ時点で、すぐさま近くの整形外科へ行って欲しいくらい^^


■ レントゲンに写る “骨の色” という意外な指標

骨密度検査で面白かったのは、
医師にこう言われたこと。

「もっと白く写るといいですね。」

え? 色?
と驚いたけれど、
レントゲン画像を見るとたしかにわたしの骨は全体的に薄い。

まさに“スケ(透け)ルトン”。

自分の骨の色なんて、
普段の生活で意識することなんて一度もなかった。
だからこそ、これは新しい視点でした。

骨を“見る”という経験は、
身体の内部と向き合う貴重なきっかけになります。


■ 骨密度は、“知る” ところからすべてが始まる

自分の骨の状態を知ることは、
ネガティブな出来事ではありません。

むしろ、
自分の身体を未来に向けて整えるための
最初の一歩 になる。

わたしの場合、
知ったことで焦りがなくなり、
具体的にどう向き合うかが見えてきました。

「知らないまま頑張る」より、
「知ってから整えていく」ほうが、
ずっと安心できる。

今このブログを読んでいるあなたも、
もし一度も測ったことがないなら、
骨密度検査は思った以上に身近で優しい検査です。

現状を知るだけで、
今日の身体との付き合い方が、
そっと変わるかもしれません。


■ 次回予告|その3へ

次回「その3」では、大人バレエで多くの方が抱える

・順番が覚えられない
・集中が続かない
・視線が迷いやすい
・音が耳に入りにくい

といった “心と認知の揺らぎ” について、深掘りしてみたいと思います。

 

このシリーズはこのバナーが目印。

ぜひ遡って読んでみてください。

 

 

文:quatre-quarts ballet studio 講師の「わたし」