カトルといえば、やっぱりチェリー。
Maison de 9uatreの象徴的なモチーフのひとつです。
Just A Corpse(ジャスト・ア・コープス)から届いた新作「CHERRY VALENTINE」コレクションは、
そんな私たちの心を見透かしたかのようなタイミングで登場しました。
今回入荷したのは、2つのレオタード。
📌 CHERRY VALENTINE – off-shoulder leotard with bracelet sleeves
📌 CHERRY VALENTINE – camisole leotard
JACの持つ精密な美意識と、カトルの遊び心。
その二つが交わった瞬間に生まれたのが、この“チェリーストーリー”です。
■ ベージュという、やさしさと強さの色
まだ誰もベージュカラーのレオタードを着ていなかった頃から、
カトルではその色に魅了されていました。
肌に溶けるような優しさと、舞台照明の下で際立つ静かな存在感。
柔らかさの奥に、凛とした強さがある——
私たちはそこに“Maison de 9uatreらしさ”を見ていました。
当時は少しセンセーショナルでもありましたが、
今ではベージュは王道。
そして、ただの定番ではなく、
“格上げされたクラシック”として確立されています。
そんなベージュをキャンバスに、
レッドのチェリーをちりばめた今回のJACのデザイン。
まるで心に咲くジュエリーのような、
カトルの美学と響き合う仕上がりになっています。
■ ふたつのシルエットが語る、美のかたち
Camisole leotard(キャミソールタイプ)は、
シンプルで無駄のないシルエット。
その潔さの中で、小さな赤いリボンがそっと物語を添えています。
そしてもうひとつの Off-shoulder bracelet sleeves(オフショルダー・ブレスレットスリーブ)。
着た瞬間に感じるのは、
“自分自身がデザインの一部になる”ような感覚。
JACらしい立体的な構築美が、動きとともに呼吸します。
〜 九十九デザイン発掘社より 〜
🪶 編集長サクラの小さな発掘コラム
“bracelet sleeves(ブレスレットスリーブ)”とは、
手首の少し上——まるでブレスレットがのぞく位置で切り替えられた袖のこと。
1950年代、ディオールやバレンシアガが提案したこのディテールは、
エレガンスの象徴として知られています。
そこに“off-shoulder(オフショルダー)”を重ねることで、
クラシックとモードが絶妙に共存。
まるで、舞台上での一瞬の所作を永遠に留めたような——。
Just A Corpse が採用したこのディテールは、
そんな静かな強さを秘めたデザインなのです。
九十九(つくも)デザイン発掘社
■ Maison de 9uatreという「共鳴点」
カトルがJust A Corpseに共鳴するのは、
そのデザインの中に「舞台」と「日常」を往来する感性があるから。
JACのレオタードは単なるウェアではなく、
“身につける美意識”そのもの。
それは私たちが大切にしてきた価値観と、まっすぐにつながっています。
CHERRY VALENTINEは、
可愛らしさと強さ、純粋さと成熟、
その両極がひとつの布の中で共存する、そんなシリーズ。
カトルの哲学とも重なる特別な存在です。
数量限定で、Maison de 9uatreオンラインブティックに入荷しております。
JAC、そしてカトルを愛する皆さまへ——。
この秋、静かに熱を帯びたベージュとチェリーを、ぜひ。
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