こんにちは、九十九デザイン発掘社編集長のサクラです。
今日は、Ballet Maniacs から先日発表されたばかりの “特別の一着、赤いドレス” についてお話ししたいと思います。
新作レオタード Little Red Dress 。
商品名から想像する通り、これは「日常のレッスンにも、特別な一日にも寄り添う赤」をテーマに生まれた一着です。
けれど、このレオタードの本質は「ただの赤いレオタード」ではありません。
むしろその逆。
赤という、時にパワーのある色を、あえて “上品で、静かで、凛とした存在” として成立させること。
この難題に、Ballet Maniacs のデザイナーがどれほど真剣に向き合っていたか――そのやりとりの中で、私は強く感じました。

絢爛豪華な劇場で特別に撮影されたビジュアル。
モデルはDaria Khokhlova(ボリショイ・バレエ ファーストソリスト)
Photo – Batyr Annadurdyev.
■ “赤” を扱うということ
デザイナーから届いたメッセージに、こんな言葉がありました。
“To my opinion red colour is very dangerous. Because it's very easy to slip into bad taste with it.”
赤はとても危険な色。ほんの少しの差で、途端に悪趣味へ転んでしまう。”
この言葉を読んだとき、私は深く頷きました。
“赤” は華やかさと強さを帯び、視線を奪う色。
その一方で、美しく扱えなければ、簡単に下品に転じてしまう。
特にバレエの世界では、赤には物語性が強く宿り、象徴として扱われることが多く、
「それ以外の赤」を成立させるには、デザインの精度とバランス感覚が欠かせません。
このレオタードが “静かに輝く赤” を実現できているのは、
デザイナーが何度も試作を重ね、ひとつとして妥協しなかったからだと思います。
“In fact, there were many previous versions, but I disliked them all… And this dress completely satisfies me.”
何度も試作をした。けれどどれも好きになれなかった。
この完成形だけが、初めて自分を満足させた。”
その言葉は、ものづくりの現場にいる者として、とても正直で、そして尊い。

■ 小さなディテールに宿る“計算された静けさ”
Little Red Dress が纏うのは「控えめなのに、確かに記憶に残る赤」。
・ミニマルなシルエット
・軽やかに揺れる一体型スカート
・ヌードストラップによるデコルテの解放感
・胸元にそっと置かれた、手仕事のベルベットハート
過剰な装飾ではなく、ごく小さな“呼吸”の積み重ねで成立している美しさです。
個人的に強く気に入っているのは、ハートのあしらい。
“甘さ” を表現しながらも、幼く見えない。
ハンドメイドならではの質感が、小さなアクセントとして上品に収まっています。

■ レッスンにも、特別な日にも
デザイナーは言います。
“This isn't just a X-mas story… It would also be great for Valentine’s Day.”
クリスマスだけではなく、バレンタインにも似合う一着。
つまり、シーズンアイテムに留まらず、赤という色を“長い時間軸で楽しめる”デザインになっています。
レッスンの日、自分の気持ちを少し変えたい日、
舞台を観に行く日や、バレエ友だちと写真を撮る日。
“赤を纏う理由” は数知れず…
このレオタードは、きっとあなたの日常にさりげなく高揚感を添えてくれるでしょう。
■ 今回だけの 500円ギフトカード
今回、Little Red Dress をご予約いただいた方全員に、
500円分の Maison de 9uatre ギフトカード をお渡ししています。
Coucou Suzette の冬のセットと同じく、冬の小さなギフト企画。
「ほんのきもちを、今のかたちで。」
編集部メンバーとも話し合いながら、そんな気持ちを込めています。

■ 最後に
赤は、人の心を動かす色です。
けれど、それを“静かに”扱い、品よく仕上げるには、強い覚悟と、繊細な手つきが必要です。
この Little Red Dress は、そんな難しさを乗り越えて生まれた、貴重な一着。
日常の中でふっと背筋が伸びるような、美しい赤だと思います。
バレエの時間が、少しだけ特別に感じられたら――
それはデザイナーと私たち編集部の、ささやかな願いでもあります。
❤️ Ballet Maniacs「Little Red Dress Leotard」ご予約はこちらから。
文:九十九デザイン発掘社 加賀サクラ


