大人バレエのキャミソール入門:CHERRY VALENTINEと出会う瞬間

大人バレエのキャミソール入門:CHERRY VALENTINEと出会う瞬間

December 02, 2025

《チエリのはじめてのキャミソール発掘記 — Just A Corpse “CHERRY VALENTINE”が教えてくれたこと》

九十九デザイン発掘社の新米スタッフである私は、大人になってから初めてバレエを習い始めたばかり。

仕事がら編集部で日々さまざまなバレエウェアに触れています。
けれど正直なことを言うと、これまで “キャミソールタイプ” だけは、ずっと遠くから眺める存在でした。

「かわいい」「憧れる」。
その気持ちは本物なのに、いざ自分が着るとなると、どこか自信が持てない。
大人バレエ歴が浅い私にとって、キャミソールは “いつか挑戦したいもの” のまま止まっていたのです。


はじめて間近で見たJACのキャミソール

ある日、サクラ編集長が開けた箱から姿を現したのは、
Just A Corpse《CHERRY VALENTINE》のキャミソールタイプ。
赤いリボンが控えめに揺れ、上品で、可愛くて、それでいて意思のある一着。

 

胸が高鳴った瞬間に、同時に小さな不安もよぎりました。
「……でも、これ、私に着こなせる?」

私が抱えていたのは “ストラップが肩に食い込みそう” という固定観念でした。
この不安は、大人バレエの方にも案外多いのではないかと思います。


着方のクセを知ることで、キャミソールは味方になる

その迷いに気づいたサクラ編集長が、ひとこと。

「チエリね、もしかしたらそれ、着方が原因かもよ。」

さらに後から届いたデザイナーさんたちのアドバイスも合わせて見てみると、
私は思わぬ “自分のクセ” を発見しました。

 

実は私、
レオタードをヒップまでできるだけ下げて着ようとしていたんです。

 

とにかく“少しでもヒップを隠したい”という気持ちが強く、
ぐいっ、ぐいーっと、下へ下へ。
結果、自分でストラップを引っ張り、肩に負担が出ていた——という落とし穴。

教わった整え方を試してみると、すべてが変わりました。

  1. 着たらまず、全体をやさしく“上へ”。

  2. 一瞬ヒップが出ていても気にしない。

  3. 最後にヒップラインをなだらかに整える。

たったこれだけで、ストラップの軽さが全く違う。
アームスの動きの余裕も増え、背中の見え方まで綺麗になる。
ずっと抱えていた不安がすうっと消えました。


キャミソールの “本当の良さ” に気づいた瞬間

キャミソールは露出のイメージが強いかもしれません。
でも実際に正しく着てみると、まったく違う感覚が生まれます。

・肩・首・デコルテのラインがすっきり整う
・身体の軸が自然と上に伸びる
・アームスを開くときの自由度が増す

そして何より、
“バレエをしている私”そのものが少しだけ前向きに見える。

大人バレエの初心者である私にも、確かに味方になってくれるウェアでした。

Just A Corpseのレオタードには各レオタードのイメージカラーの保存袋がついています。メッシュ素材で通気も良くレオタードを持ち運ぶのに最適。

重ねてスタートし、あたたまったら“引き算”していく楽しみ

さらに教えてもらったのが、レッスンの“始まり方の工夫”。

キャミソールにニット、ショール、カーディガンなどを重ねてレッスンを始めると、
最初は安心できる小さな殻に包まれているような気持ちになります。

そして身体がじんわり温まり、呼吸が深くなってきたら——
ひとつ、またひとつと重ねたものを脱いでいく。

その引き算をするたび、
鏡に映るのは “露出した私” ではなく、
殻の向こうからそっと現れる、少し輝きを増した本来の私。

JACのキャミソールのラインは、その背中をそっと照らしてくれるような存在でした。

 

  • 合わせたカーディガンはBallet Maniacsのもの。

Cardigan by Evgenia Obraztsova Green Apple はまるでチェリーの葉っぱ色のような美しいカラー。ロシアの伝統的な網目模様が奥行きをプラスさせたオリジナルです。


クラシックな構築美 × 今の私に寄り添う軽さ

JACのキャミソールは、ブランド創設当初から続くクラシックなデザイン。
細いストラップは繊細で華奢に見えますが、実際には見た目以上に軽やかで驚くほど負担が少なく、
「私でも着られそう」と思わせてくれる計算があります。

袖付きの《CHERRY VALENTINE – off-shoulder with bracelet sleeves》とは違う、
キャミソールならではの軽やかさ。

キャミデビューさんにも、長く続けている方の新しい挑戦にも、
どちらにも寄り添う一着だと感じました。

レオタードの台紙やタグも可愛すぎて…宝物レオタードです!

最後に —  “似合う” は思い込みの外側にある

キャミソールを遠ざけていたのは、
ただ “着慣れていなかっただけ” なのかもしれません。

そう気づいた途端に、
「このキャミを着てレッスンに行ってみたい!」という気持ちまで湧き上がりました。

Just A Corpse《CHERRY VALENTINE》のキャミソールが、
どなたかのバレエの時間にも、小さな自信と前向きさを添えてくれますように。

レオタードに付属するベルトのチャームは「JAC」のロゴ入り。ウエストマークに、ヘッドバンドに、と自由に再利用してみて。

 

 

今回のブログでご紹介したアイテム:

CHERRY VALENTINE – camisole leotard – cherry valentine

Cardigan by Evgenia Obraztsova Green Apple

MEDITERRANEAN MEADOW – double layered short tulle skirt with embroidered flowers & flocked polka dots – nude/multicolor

CHERRY HAIR CLAW

CHERRY VALENTINE – off-shoulder with bracelet sleeves

 

 

文:九十九デザイン発掘社 加藤チエリ