心に寄り添うプロダクトとしてのレオタード
バレエに限らず、衣服は単に身を飾るものではありません。
Maison de 9uatreでは、デザインそのものの美しさだけでなく、それに込められた想いや願い、希望、理想──着用する私たち自身の「心」に寄り添う、そんなプロダクトをセレクトしています。
TAECHOの新作コレクション The ROOT はまさにその一例です。
ミニマルなカットの中に、深く神聖な領域さえも感じられるスピリッツが宿り、着る者だけが体感できる世界観を持っています。
それを知る者は、優越を超え、この精神がもたらす力を借りるような感覚を覚えるでしょう。
根源に気づくことから始まる平穏
The ROOT のテーマは「根源」。
すべての平穏は、自分の内なる根源に気づくことから始まります。
東アジアの文化では、昔から「誠実さ」や「揺るぎない心」が重んじられ、詩や絵画などの芸術の中に息づいてきました。
TAECHOは、この精神にインスパイアされ、女性のしなやかさと凛とした力強さをレオタードで表現しています。
四季の情緒を映す6種類のレオタード
The ROOT コレクションは、東アジアの伝統文化で高潔さと強さの象徴とされる「四君子(梅・蘭・菊・竹)」にインスパイアされています。
その精神をもとに、四季の美しさや静けさをイメージしたデザインが6種類揃いました。
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SecondSkin ROOT Butterfly Monochrome LT ― 優雅に舞う蝶を思わせる一着
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SecondSkin ROOT Chrysanthemum Monochrome LT ― 晩秋の菊の凛とした美しさを想起
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SecondSkin ROOT Chrysanthemum Palette LT ― 菊の情緒を色彩豊かに表現
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SecondSkin ROOT Lily Monochrome LT ― 冬の静かな土から芽吹く百合のように
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SecondSkin ROOT Orchid Monochrome LT ― 蘭の気品をモノクロで表現
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SecondSkin ROOT Orchid Palette LT ― 夏の森で静かに香る蘭のように
※四君子の象徴はデザインに直接描かれているわけではなく、デザインの精神性や情緒のインスピレーションとなっています。
身に纏うことで感じる静けさと強さ
早春の雪を越えて咲く梅のように、
夏の陽射しに満ちた森で香る蘭のように、
晩秋の霜に凛と立つ菊のように、
冬の静かな土から芽吹く百合のように──
そして、その間を優雅に舞う蝶のように。
TAECHOのレオタードを身に纏う、それはただ美しいということだけではありません。
内なる静けさや根源的な強さを呼び覚まし、着る者自身の心までも整える特別な体験が待っています。
ただ可愛い、あら素敵──だけではなく、
コレクションの真髄を知り、心で味わうことで、袖を通す瞬間も、脚を通す瞬間も、誇らしげに、そして凛として感じられるはずです。
この感覚を、ぜひあなた自身のものにしてください。
予約オーダー受付中
現在、Maison de 9uatreでは、日本ではカトルだけの特別なお取り扱いとして予約オーダーを2025年9月15日まで受付中です。
四季の情緒と精神性を纏う一着を、ぜひお手元に。
文:メゾン・ドゥ・カトル スタイリスト&バイヤー Lilia